京を歩く寄稿120 八坂塔への参道 / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 うららかな春の陽気に誘われて、東山の大和大路通へ。元新道小学校の横にあった「宮川町歌舞練場」は建て替えのため、姿を消していた。そこは毎年、祇園祭の日和神楽でお世話になっているだけに2025年夏頃の完成が待ち遠しい。...2023.03.24京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
京を歩く寄稿119 春を呼ぶ花見小路 / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 以前にも少し触れたが、古きよき花街の情緒を色濃く漂わす祇園町。四条通に面した赤壁の建物、老舗お茶屋「一力亭」の角を曲がると、石畳に古い町家造りの店が並び景色は一変する。祇園花街の看板通りの花見小路。北は三条通から南...2023.03.17京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
京を歩く寄稿118 歴史漂う寺町通 / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 かつては四条寺町にある藤井大丸を過ぎると、高辻くらいまでは電化製品を扱う店がずらりと並んでいた。最後まで頑張っていたタニヤマ無線もエディオンになって今ではそのイメージは消えてしまった。若い頃はオーディオやスピーカー...2023.03.10京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
京を歩く寄稿117 新京極へ遊びに行こうか。 / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 かつては、大阪の千日前、東京の浅草と並んで、日本の三大盛り場のひとつに数えられたという新京極。もともとは誓願寺や金蓮寺(こんれんじ)の門前町で、明治になって京都に活気を取り戻す構想によって繁華街となった。新...2023.03.03京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
京を歩く寄稿116 京都最大のアーケード街 / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 堀川三条から千本三条まで西へのびる三条会商店街は、京都最大の長さを誇るアーケード街(365日晴れの街)。東西800mにもおよぶ商店街内には衣食住関係の約180店舗が連なる。小雪が舞うなか、歩きはじめると火曜日だけに...2023.02.24京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
京を歩く寄稿115 古い西洋建築が残る三条界隈 / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 三条烏丸のみずほ銀行から西に向かうと、1555年の創業以来、美を創造し続けてきた千總本店がある。ギャラリーは、千總の所蔵する作品の数々をはじめ、伝統と創造、工芸の未来といった美が展示されている。その敷地には三条烏丸...2023.02.17京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
京を歩く寄稿114 古い西洋建築が残る三条界隈 / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 若い頃は、三条通はあまり歩かなかった。いや、その魅力を知らなかったからだろう。新京極や寺町京極の突き当りが三条通だ。昭和63年(1968)10月、三条通高倉に京都府文化博物館(文博)ができた。私の師匠、今西慧(コピ...2023.02.10京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
京を歩く寄稿113 何かと愉しい三条通 / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 昔から京都には橋がないといわれる。三条大橋や四条大橋があるのになぜか。その答えは、橋を「ばし」と濁らず「はし」と読むのが正しい。お隣の大阪はほとんどが「ばし」とか。ま、そんな話はさておき、三条大橋(さんじょうおおは...2023.02.03京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
京を歩く寄稿112 円町って響きがいい / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 中京区西ノ京円町にJR円町駅は、平成12年(2000)の秋に複線化とともにできた山陰本線(最近では「嵯峨野線」の愛称で呼ばれている)の駅。目の前には大型電気チェーン店があり、丸太町通を西に行けば花園、妙心寺の方につ...2023.01.27京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
京を歩く寄稿111 「さいいん」か「さい」か / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美 西院の駅といえば、阪急京都本線と京福電気鉄道嵐山本線の2路線が乗り入れている関係でふたつある。ただ、その呼び名が阪急は西院(さいいん)と、京福は西院(さい)となっており、実に紛らわしい。 ここは平安時代、淳和...2023.01.20京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-