Kimono Factory nono

秋風を待つ

※nonoサイトに繋がります あまりの酷暑に、この夏はきもの(ゆかたも含む)に袖を通す回数が極端に少なくなってしまった。残念でならない。 このコラムが掲載されているころ、少しは秋風が立っているだろうか。暦どおりの衣替えならもうとっくに単衣の...
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今、着たいきもの。 ― Gritter 2024

※nonoサイトに繋がります 新しいnonoのGritterを心待ちにしている人は多いだろう。もちろん、わたしもその一人だ。 さあ、今年も3つの新柄が揃う。 ここ数年、Gritterのカラー展開はモノトーンベース2(黒・グレー)+新色1の3...
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夏の終わり、ゆかたの行方

※nonoサイトに繋がります 「いえ、お祭の翌日、ゆかたは捨てるんだそうですよ」。先日、きものの仕事をしている方から聞いた話だ。祇園祭をはじめ、今年も夏の京都でたくさんのゆかたを見かけた。とりどりのゆかたに身を包んで、いそいそと街を行く若い...
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夏帯の謎

※nonoサイトに繋がります 絽綴れ、絽、紗、羅、麻帯。いわゆる「夏帯」と呼ばれる帯はたくさんある。少しずつ締められる時期が違うらしい。 ものの本やあちこちのwebサイトには、「正しい帯の選び方」とか「帯にも季節ごとに決まりがある」とか指南...
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57,100,000 対31,700,000

※nonoサイトに繋がります さて、これは何の数でしょう。 「きもの 猫」と「きもの 犬」でweb検索してみた数だ。犬だってとっても可愛いのに、きもの好きには圧倒的にネコ好きが多いのはどうしてだろう。 わたしも「ネコ好きのきもの好き」。保護...
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つかず、離れず、締めつけず。

※nonoサイトに繋がります 京都の気温は連日35℃超。そして猛烈な湿気。それでもわたしはきものを着る。理由は簡単、(ほぼ)きものしか「ない」からだ。年を重ねて、何を着ても以前のようには似合わなくなった気がする。「これを着ていれば自分が機嫌...
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日本一、色っぽいゆかた。

※nonoサイトに繋がります 七月の声を聞くと、京都の街中には祇園祭の気分が漂いはじめる。 この時期の京都には多分、日本でいちばん多種多様な、ピンからキリまでのゆかたが揃っているだろう。最近はゆかたと夏きものの境目がゆるやかになっていて、絞...
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恥をしのんで、大失敗の話を。

※nonoサイトに繋がります きものが好きになると、夏ものに心惹かれるようになる…というのはあちこちで聞く話で、着はじめた当初は「この暑いのにとんでもない」と思っていた。が、昨年、曲がりなりにもひと夏をきもので通せたこと、体型をカバーできる...
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わたしの「きもの、事はじめ」。 その②。

※nonoサイトに繋がります 「あんた、勇気あるなぁ」。 その口調から誉め言葉ではないことは明らかで、全身に変な汗がふき出した。 きものが着られるようになると、うれしくなって毎日のように着てみたくなる。一重太鼓の帯結びすら覚束ないのに、数少...
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わたしの「きもの、事はじめ」。

※nonoサイトに繋がります はじめて着付けを習いに行ったのは、自宅近くの個人教室だった。90分×10回で、全くの初心者から一重太鼓まで結べるようになる、というよく見かけるコースだ。 レッスンはまず「座学」からスタートした。適正なサイズの算...