男と着物 - 回想録 -

着物業者の家庭に生まれたけれど、着物に興味のなかった私。就職を機に着物世界に足を踏み入れ、小売、産地、メーカー兼問屋(当社)を経験。2011年頃から外出は着物中心となりました。そんな私が着物との関りをふと回想したことがこの投稿のきっかけです。それぞれ大したことではありませんが、ここでつらつら投稿しますので、ご興味があればご一読くださいませ。

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96 説明上手な人々

投稿者:ウエダテツヤ 魔法ではないかと思うほど説明上手が着物の業界にいる。それも結構な人数に登るように思う。もちろんその説明との相性はあるけれど、とにかく説明が上手だ。 そもそも私は影響されやすいのかもしれない。一人暮らしして...
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95 自由でいいじゃないかと思い至る

投稿者:ウエダテツヤ 混沌とした思考を整理するのは難しい。着物倦怠期に加えて引っ越しなどの環境変化もあった2015年前後、私の中はもやもやと霧がかかっていた。自分の中で着物を着ることに規律を設けてその道を進もうとしたけれど、霧は私を...
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94 ただ街を歩く事が案外楽しかった

投稿者:ウエダテツヤ 引っ越しは想像以上に着物と私の関係に影響を及ぼした。2015年。それまで住んでいた会社の徒歩圏内のマンションから、少し離れた一軒家へ引っ越した。 会社の徒歩圏内というと、京都の中心地。観光客も含めて人の多...
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93 角帯ベルト Arizona

投稿者:ウエダテツヤ 角帯型のベルトを作ったのは2016年なので考えたのは2015年ごろ。 そもそもは帯を簡単にする気は無かった。兵児帯はクルクル巻いて蝶々結びでOKなのでハードルは低いし、たとえ角帯でも難しいものではないと思...
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92 新しい業界、素材を探した話

投稿者:ウエダテツヤ 前述でGritterのデザインのことに触れたけれど、そもそも生地の製造元は着物用として生地生産は行っていない。今回はそこに辿り着くまでの話。 オリジナルの綿着物を考えようと思ったのは綿着物を意識し始めてし...
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91 着物のデザイン Gritter

投稿者:ウエダテツヤ (つづき)Gritterは輝くGlitterと方眼のGridを合わせた造語だ。輝くというのはラメが入っているところから由来するのだけれど、一方のGridは大島紬の設計図に方眼紙を用いるところからヒントを得て、デ...
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90 龍郷柄から着物のデザインに興味

投稿者:ウエダテツヤ ↑前回投稿 (つづき)大島紬の伝統柄に「龍郷(たつごう)柄」と呼ばれるものがある。奄美大島龍郷町を起源とするその柄は菱形のような文様を基礎に様々な柄が存在する。 私がデザインに興味を持ったのはそ...
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89 着物のデザインをするまでの話

投稿者:ウエダテツヤ 初めて着物をデザインしたのは2006年、大島紬のデザインを描いたのがはじめだった。なんとも贅沢な経験なのだけれど、これは私が大島紬技術指導センター(今はありません)で後継者育成のための勉強をさせてもらったころに...
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88 不満を捉え形にしよう

投稿者:ウエダテツヤ (つづき)刺激がなくなるまでは着物を知る楽しさや周りの反応、そこから生まれる人との関係に暫く浸り、着物に対してあるべき姿は何かと考えていた。 40 「腑に落ちる」探しでも記載した帯を巻く理論のように自分の...
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87 義務感で着物を着る限界

投稿者:ウエダテツヤ 毎日のように着物を着て何年か経つと、徐々にそれは私にとっての普通になった。もちろん良い意味で習慣、日常のライフスタイルとして獲得したのかもしれないけれど、それよりも「刺激が感じられない」という良くない意味合いが...
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