カジュアルブランド「Kimono Factory nono」についてのカテゴリーです。ブランド販売サイトはこちら → Kimono Factory nono

日本人にはきものが似合う
※nonoサイトに繋がりますお彼岸を過ぎたある朝、いきなり秋が来た。厄災のような夏の空気は去り、さらりとした風が通り抜けていく。姿見の前できものを羽織ってみた。意外なほど髪が伸びていて、ずいぶんイメージが変わっている。――わたし、いつからき...

窓を開けて ― Gritter 2025
※nonoサイトに繋がります今年もこの季節がきた。ほころぶ花、揺れる空気、そして静かな命。2025年のGritterは、期せずして自然をモチーフにした新柄が出揃っている。新しい窓が開き、風がとおる。そんな気配を感じる柄行きばかりだ。

ワインと、ジュラルミンと、お豆腐と。
※nonoサイトに繋がります「和装用」のバッグは持たない。わたしがきものに合わせるバッグの基準はこれだけ。ちょっとした「違和感」こそが、きもの姿を立体的に、奥行きのあるものにすると思っているからだ。今年の夏、ちいさなギャラリーで出会ったのは...

一粒ダイヤと丸眼鏡。
※nonoサイトに繋がります子どものころ、テレビで観た映画、『極道の妻たち』。岩下志麻さん演じる「姐さん」の、細くV字に合わせた襟元で光る一粒ダイヤモンドのネックレス。きものにはまだ何の関心もなかったが、子ども心にも「このネックレスひとつで...

夏の記憶、桐下駄の音。
※nonoサイトに繋がります弘前市内、古くからはきものを扱うその店先には、津軽塗の下駄の台が、色も塗りもさまざまに揃っていた。合わせる鼻緒もまた、棚いっぱいに並んでいる。朗らかで明るい声、少し鼻にかかる柔らかな津軽弁が耳にやさしい。あらまあ...

夏の黒、冬の白
※nonoサイトに繋がります 「夏の黒、冬の白ほどおしゃれなものはない」。若いころ、大橋鎮子さん(雑誌『暮らしの手帖』の創刊者)のコラムで読んだ一文がずっと心に残っていて、今に至るまで真夏でも黒いワンピースばかり着ている。暑そうに見えるのだ...

風を待つ (着物ワンピース 5001)
※nonoサイトに繋がりますこれは、きもの?いや、ワンピース?確かにワンピース。でも、そこかしこに、きものの気配がちゃんとある。左右から打ち合わされた襟元。ツンと立った袖山、マキシ丈は考えてみればきもののデフォルトだ。そして、布のベルトは、...

きれいなしわと、ミルクミントの夏。
※nonoサイトに繋がります かき氷には、麻のきものが良く似合う。共通点は、「どちらもシャリっとしている」ところ。 暑いさなか、つい動作もぐったり緩慢になってしまいがちなのだけれど、うかうかしているとかき氷はただの色付き砂糖水になってしまう...

羽織紐からはじめよう。
※nonoサイトに繋がります 羽織を着てさあ出かけよう、という段になって、つけっぱなしのベビーパールの羽織紐が、微妙に今日の取り合わせ(モード系モノトーンに足袋ブーツ)に合わない。悪くはない、でも少し甘い。もちろんずぼらを決め込んだ自分が悪...

ポケットの中には
※nonoサイトに繋がりますどうしてポケットに手を入れるのか?――そこにポケットがあるから。 nonoのSHIKI(Kimono + Apparel)シリーズの商品には、ほぼ確実にポケットがついている(薄羽織や襦袢Tシャツとかは除いて)。 ...