ようやく完成。前あきTシャツ襦袢Ready.

弊社社長が考えた男物襦袢Tシャツが、今では弊社の定番商品となり、その商品を手にされたお客様から「こんなタイプの女物があったらいいのに~。」と度々お言葉を頂いておりました。

もちろん、そんな簡単なものがあれば、私も欲しい。でも、私が数年経験した着物生活の中でこだわるべき部分がいくつかあり、そこは維持できる商品に。そう思いつつ商品制作をスタートさせました。

前あきタイプ

まず、思ったのは、胴部分。これは男物と同じ感覚がいい。「服を着る」感覚。とりあえず「抜き衿」にするため男物の衿を切り、無理やり衿芯を入れてみましたが、なんかあまり抜けないので断念。

しかし気付いたことがありました。「せっかくお化粧してヘアセットしたのに被るタイプは
着るのに気をつかうな…」ということです。私の準備の順序的に。

そこで思い至ったのは、Tシャツのように被るのではなく、前あきのボタンが付いたシャツ感覚が便利なのではないかということでした。こうして、前あきタイプのデザインは割と早い段階から決まりました。

拘りと「抜き」

何となくの形は見えましたが、拘りたかったのは

・衿芯とかの付属品がいらない
・簡単に洗える
・襦袢に負けないくらい綺麗な姿になれる

という点。ズボラな私にはそんな便利アイテムがあればすごい良い!!と、とっても魅力的に思えたのでした。そしてその実現に一番のハードルが「抜き」部分でした。

こだわりをクリアしつつ衣紋を維持させるのは至難の業。パタンナーさんと相談しながら様々なサンプルをお願いしました。

「衿の芯地を厚くしてはどうか」
「カッターシャツみたいに折り返す衿にしたらどうか」
「ブラジャーに入ってるワイヤー入れたらどうか」
「ぬいぐるみとかに使う芯入れたらどうか」
「医療用の特殊な生地入れたらどうか」
「ウレタン系のやわらかいマット入れたらどうか」
・・・などなど

サンプル作りをしては試着して洗濯。を繰り返す。(途中、1年ほどは育児出産で休憩になってしまいましたが)繰り返して着ていくと、色々なパーツを入れた衿部分が生地と擦れてしまったり、形状がくにゃくにゃになったり…半ば挫折しかけていました。

抜き衿のままTシャツにするなんて無理…そう思っていた矢先でした。ブラジャーのワイヤーの話からnonoのスタッフHさんが「知り合いに下着のパーツ製造会社に勤める人がいる」とのことで専門の方にも相談。そしてついに出会ったのが今の衿に不可欠なもの。形状をキープしつつ、一定の方向にどれだけ折り曲げしてもほぼ破損がない、という素晴らしい芯材でした。Hさんに感謝。(そのお知り合いにも)

サンプルの一部。左から衿を切った男物、衿に芯を入れたもの、シャツっぽくしたもの、最終系。

商品化へ

衿芯さえ決まれば早いもの。私がサンプルで着用したサイズを基準にS,M,L,LL,3Lまでの展開となりました。

着物の着方の好みは様々にあり、どこを平均にするか迷っていたのですがnonoの基本イメージである「着姿に少し硬派さと清潔感のある衿の抜き加減」をベースに現在の「少し詰め気味」がベストなかたちとなりました。

そうしてやっとできた前開きTシャツ襦袢「Ready」
Lady(レディ)とReady(準備)という意味で、覚えて頂きやすいネーミングがつきました。(ダジャレじゃないよ)

私はM~Lサイズを着る(最近L寄り…)164cmの中肉中背の文化部系人間ですが、ReadyはMもLも着用しています。普段の雰囲気はMサイズ。ちょっとラフに着たいと思った日はLサイズにしています。

自分のサイズがわからない方へ

そんな調子で他のみなさんも選んでもらえるかな~と思っていたのですが、私の想像とは異なり、女性の首から胸元にかけては身長と体重だけで簡単には割り切れない様々な条件が出てくることが判明。

運動体形の方は肩が張っていたり、もともと首が細かったり、鳩胸だったり…
弊社の女性スタッフだけでも、152cmの女性がSサイズかと思いきや、149cmの女性はLサイズが好みだったりと、、、様々です。

基本的にはお洋服のサイズ選びと同じく、MならばReadyもMをお選びいただくと良いのですが、基本的に衿元は少し詰め気味設定ですので「ゆったり着たい」という方はワンサイズ上をお勧めします。

それでも一度試したい・・・と思われる方のために、太っ腹!?なレンタルサービスもわずかずつですがご用意しています。(1枚330円、楽天は440円 往復送料込み)
ぜひお気軽にお申し付けくださいませ。

重ね着も自由。着物を身近に。

寒さが本格的に始まり半袖Tシャツだからもう着れない。という訳でなく、いやいや中にあったか素材を重ね着できるのです!
なのでほぼ通年活躍します。私は基本洋服も着物もヒート〇ック愛用者です。もちろんReadyの中にもバッチリです。(寒いから袖は基本伸ばしてますが、商談などここぞというときは見えないように中で少し腕まくってます。)

もともと紐を体に締めたり補正の嫌いな私。
Readyのおかげで着付けも楽に時間も短縮したことで長年の我慢していた部分から解放され幸せを感じておりますが、同じく着物がもっと楽しく身近になった!と思って頂ける仲間の方が増えれば良いな…と心から思っております。

nono的進化を遂げる製品作りはまだまだ続きます・・・
乞うご期待!

2020年12月24日 | Posted in Topics | タグ: , Comments Closed 

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