大島紬の財布。どっちにする?【長財布】

Kimono Factory nono商品についての様々

当社サイトで現在販売している様々な財布。今回はその中から2種類の長財布をピックアップしてご紹介します。

1 L字ファスナー財布

特徴

革小物屋の東屋さんに製作していただいた財布。実は私も使っております。全体は革メイン、アクセントに大島紬を使っています。
開くと左右にカードフォルダ。加えて中央の小銭入れ横にもフォルダもあり、よく使うカードを取り出しやすい設計になっています。肝心の小銭入れ部分にファスナーはないですが、絶妙なサイズ感により中で零れ落ちないようになっています(日本円以外の硬貨は不明)。

左:開いたところ。中央が小銭入れでその両側にもカードフォルダ。 右:外側のファスナーチケットなど薄めのものを入れるのにお薦め

使った印象:

スマホ決済が多くなった私ですが、実際の財布としては投稿日現在私のメイン財布となっています。重すぎるわけではありませんが、さらなる軽量化に惹かれ一時は後に紹介する「被せ蓋タイプ」に我がメイン財布の位置を奪われました。しかし離れると改めて適度な重量感が恋しくなり、結局メイン財布に返り咲いております(笑)。小銭やメインのカードが非常に取り出しやすいのも魅力。ぱんぱんにしたくないので出来るだけ手持ちのカードを減らしてスマートに使っています。外側のファスナーはバスの回数券などを入れています。外側ではなくあえて中に大島紬を使用しているのを良しと捉えるかは皆様次第。構造上ファスナー部分の帆布が薄色の為、革の色が落ちたり汚れがつく場合があります。製品上の特性としてご理解ください。

2 長財布「コンチネンタル 被せ蓋タイプ」

特徴

当社提携先の加工屋さん(小売なし)で製作していただいた財布。何と言っても表に大島紬ですので一般的な革の財布とは一線を画すデザインが特徴です。構造と素材からひらりと軽い財布となっており、毎日バッグの中で相応の重量を主張することがありません(中身による)。L字ファスナーに比べるとカードフォルダも少ないのでスマートなつくりとなっています。

左:開いた時の大きさとイメージ。 右:柄が違うとガラリと印象が変わります。

使った印象:

L字ファスナーから一時乗り換えたのは、「財布を軽くしたい」と思ったことと、「大島紬!というわかりやすい差別化が欲しい」と思ったからでした。小銭の出し入れでL字ファスナーに軍配が上がりますが、財布を軽くして出掛けたい時にはこちらを使っています。取り出しただけで革財布とは違うというのがわかります(そのはず)。ただし、泥染など摩擦によって色移りすることもありますのでご注意ください。また大島紬自体は擦れなど生地として耐久性が強いわけではありません。修復が困難な場合もございますのでお気を付けください。

まとめ

どちらも使っている私ですが一長一短は必ずあります。スマートで必要最低限、軽くて「大島紬だぞ!」とわかる財布が良いのか、しっかり安定かつそこそこカードも入る&「実は大島紬」な財布が良いのか。現在のところ私のメイン財布の座をL字ファスナー財布が獲得しておりますが、今後もライフスタイルに合わせて両方使っていきたいと思います。ちなみに初めに買ったのがL字ファスナー財布でした。いかがでしょうか。