寄稿 橋本繁美 -ことばの遊園地-

寄稿記事-ことばの遊園地-ライター紹介

京都府生まれ。コピーライター、クリエイティブディレクター。売りは「ことば」のチカラ。その重要性を軸に、広告および編集ものを手掛ける。有限会社橋本広告事務所代表取締役。日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員。

株式会社枡儀 会長 上田真三とは仕事はもちろんプライベートも含め旧知の仲。社員でも、業界人でもなく、きものuserでもない枡儀をよく知るコピーライターの視点で、枡儀とその周りを記事にしてほしいと依頼、今回の連載に至る。

枡儀社長から見た橋本氏

コピーライター・きものを着ない・業界人ではない
というとただの素人と思われるかもしれませんが、いえいえ、当社の大島紬研修資料を作成してもらったり、企画パンフレットを作成してもらったりと、そんじょそこらの業界人より大島紬についての知識、奄美大島の体験も豊富。今回の依頼も、そんな経験が何よりでした。

京都のクライアントが多いことからも、きものや文化についてもいろいろご存じです、はい。
けれどそれをひけらかしたりするような方ではございません。

社長の私よりも古くから大島紬を知り、奄美大島を歩き、地元京都にまつわる多彩な情報など、けれどそんなお話を伺ったことはあまりありませんでしたので、今回の連載を一番楽しみにしているのは私かもしれません(笑)

きもの関係者じゃないからこその視点は、私がお話しするよりもわかりやすいと思います。お楽しみいただけましたら幸いです。

橋本氏から一言

はじめまして、このコーナーを担当するコピーライターの橋本繁美です。ここでは、私がいままで見てきた「奄美大島のこと」を中心に、書いていこうと思います。きものに関しては、若いときから京都室町関係の仕事でいろいろ鍛えられました。私にとってきものは、祇園祭のとき、黒紋付の羽織袴や裃といった正装、鉾町の浴衣を着るくらいです。(いや、正しくは着せてもらっています)。こんど機会があれば、私の大島紬の姿をぜひご披露したいと思います。誰も見たくありませんか(笑)さらに、日本文化として旧暦「二十四節気」を紹介し、美しい日本のこころに触れてみたいと考えています。どうか、お付き合いのほど、よろしくお願いします。