寄稿記事-ことばの遊園地-

コピーライター 橋本繁美氏の寄稿記事。当社と長年の関りをもとに、社員でもなく、着物のユーザーでもない視点で奄美大島や大島紬、京都や四条烏丸などの情報を含めてお届けしています。

京を歩く

寄稿113 何かと愉しい三条通 / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 昔から京都には橋がないといわれる。三条大橋や四条大橋があるのになぜか。その答えは、橋を「ばし」と濁らず「はし」と読むのが正しい。お隣の大阪はほとんどが「ばし」とか。ま、そんな話はさておき、三条大橋(さんじょうおおは...
季節の彩り、日本の色を愉しむ

白梅鼠(しらうめねずみ)/若草色(わかくさいろ)

寄稿者:橋本繁美 白梅鼠(しらうめねずみ) 白梅を思わせる微かに紅みのある淡い灰色。江戸時代は、茶色とともに鼠色が濫用された時代であり、灰色という色名よりも鼠色のほうが広く用いられた。灰白色と同じ表現でも、鼠を使えばも...
京を歩く

寄稿112 円町って響きがいい / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 中京区西ノ京円町にJR円町駅は、平成12年(2000)の秋に複線化とともにできた山陰本線(最近では「嵯峨野線」の愛称で呼ばれている)の駅。目の前には大型電気チェーン店があり、丸太町通を西に行けば花園、妙心寺の方につ...
季節の彩り、日本の色を愉しむ

紅梅色(こうばいいろ)/猩々緋(しょうじょうひ)

寄稿者:橋本繁美 紅梅色(こうばいいろ) 梅の鮮やかな紅色。奈良時代以前は、花といえばその多くは梅をあらわしており、万葉の時代は梅の花は桜より好まれた。おなじみの『万葉集』に納められた120首ほどの梅の歌はいずれも白梅...
京を歩く

寄稿111 「さいいん」か「さい」か / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 西院の駅といえば、阪急京都本線と京福電気鉄道嵐山本線の2路線が乗り入れている関係でふたつある。ただ、その呼び名が阪急は西院(さいいん)と、京福は西院(さい)となっており、実に紛らわしい。 ここは平安時代、淳和...
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韓紅(からくれない)/梅重(うめかさね)

寄稿者:橋本繁美 韓紅(からくれない) ひときわ鮮やかな濃い赤色。紅花(べにばな)エジプトやエチオピアあたりが原産地とされているキク科の植物。はるか昔、シルクロードを渡ってアジアにもたらされた紅花の由来を 「舶来」の意...
京を歩く

寄稿110 西大路七条から西院 / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 若いときに勤めていたデザイン会社が、西大路七条通と花屋町通のまんなかにあった。百貨店や大手スーパーチェーンの販促企画、広告印刷物を一手に引き受ける企業で、いまではそれらの業界は大手イオン一色となってしまったが、当時...
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鴇色(ときいろ)/茜色(あかねいろ)

寄稿者:橋本繁美 鴇色(ときいろ) 淡い紅色。江戸時代になると、身近な鳥が由来の色名に登場したといわれる。朱鷺(とき)は明治以降の乱獲や環境汚染によって絶滅の危機に瀕して、いまでは国の特別天然記念物、国際保護鳥に指定さ...
京を歩く

寄稿109 西大路は吉祥天満宮から / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 西大路通は、昭和初年から10年代までに都市計画道路として完成した幹線道路で、京都市街の外郭線として昭和18年に完成。特に、市電が全通し、北大路通、東山通(東大路通)、九条通の東西南北をつなぐ大幹線となったが、昭和5...
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赤(あか)/朱赤(しゅあか)

寄稿者:橋本繁美 赤(あか) 赤は日本最古の色のひとつで、「明し(明るい)」が語源とされ、それがやがて暖色系の色相を表現する色名へ変化したといわれている。古代から「火」や「血」さらには「生命」の象徴であり、魔除けの色と...
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