寄稿138 五条通は市内最大の東西路線/ 京を歩く

京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-

寄稿者:橋本繁美 編集:枡儀

道幅が50メートルもある五条通。五条坂に始まり、西は西京極球場、京都市スポーツセンターを過ぎた桂川西大橋まで。毎年1月に開催される全国女子駅伝でテレビ中継されるのでおなじみかもしれない。この五条通は国道9号線となり、丹波路へと広がっていく。

五条大橋まで戻ろう。西詰に、牛若丸と弁慶の像がある。「♪京の五条の橋の上、大のおとこの弁慶が…」でおなじみの小学唱歌。建てられたのは昭和36年と意外に新しい。本来なら、秀吉以前の五条通は現在の松原橋にあたるのだが、現在では観光名所としてもここが五条大橋となっている。。

五条東大路西の若宮八幡宮は、8月の陶器まつりで有名だ。地元の清水焼に限らず、信楽焼、瀬戸、多治見と全国の陶器関係者が集まり、五条坂一帯に露天商が並び、京の夏の風物詩のひとつ。昔から東山の今熊野や日吉、山科にある陶芸団地は焼き物が盛んな地。

河原町通から以西は両サイドにオフィスビルが林立している。JR山陰本線丹波口駅、そして七本松通まで来ると大阪ガス、京都リサーチパークのビルが目立つ。かつては円球のガスタンクが目立っていた。御前通の北側には京都市立病院、葛野大路には光華女子学園、天神川と続く。それにしても、この夏は暑すぎる。それだけに五条通は歩くというより、クルマで走る道だと個人的には思ってしまう(失礼)