日本の七十二候 黄鶯睍睆(うぐいすなく)

旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-

 寄稿者:橋本繁美

立春 次候

鶯がもうすぐ鳴きはじめるころ。鶯は「春告鳥」。春になって初めて聴く鶯の声を「初音(はつね)」といい、昔から心待ちにしていたという。睍睆(けんかん)とは、姿が美しいことや声の清らかなことをさす。(新暦では、2月9日~13日ごろ)