日本の七十二候 蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-

 寄稿者:橋本繁美

啓蟄 初候

「啓蟄」と同じ意味。土のなかでじっとうずくまっていた虫たちが、春の気配を感じて活動を開始するころ。「蟄虫」(ちつちゅう)とは、土のなかに閉じこもっている虫のこと。昔は爬虫類や両生類も「虫」と呼んでいたそうだ。ちなみに「虫」という字は毒蛇の蝮(まむし)をあらわした象形文字とか。春を喜ぶのは虫も同じ。(新暦では、3月6日~10日ごろ)