山茶始開(つばきはじめてひらく)

 寄稿者:橋本繁美

立冬・初候

やさしく冬を告げる花、山茶花(さざんか)が咲き始めるころ。「山茶(さんさ)」は椿の漢名で「つばき」と読み、「花」をつけた山茶花が変化したもの。(新暦では、11月7日~11日ごろ)

山茶花(さざんか)

♪かきねの かきねの まがりかど
たき火だ たき火だ
あたろうか あたろうよ
きたかぜ ぴいぷう ふいている

さざんか さざんか さいたみち
たき火だ たき火だ おちばたき
あたろうか あたろうよ
しもやけ おててが もうかゆい

『たきび』作詞:巽聖歌・作曲:渡辺茂)

椿のように凛としながら、甘くやさしい香りを放つ花。冬枯れの庭や垣根で彩るように咲く。咲き終わると、花びらがはらりはらりと散っていく、まるで花の雪のように。やさしく冬を告げていくのが山茶花。凛として春を告げるのが椿で、花ごとぽとりと落ちる。

2021年11月04日 | Posted in 旧暦のある暮らし, 寄稿記事-ことばの遊園地-橋本繁美 | | Comments Closed 

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