寄稿73 花水木・使命、懸命、宿命

京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-

寄稿者:橋本繁美

花水木(はなみずき)

♪君と好きな人が百年続きますように…。青窈さんの歌でも有名な花水木は、1912年に東京市がワシントンDCに桜を寄贈したお返しに贈られたという歴史をもつそうだ。日本人が桜を愛するように、アメリカでは花水木は最も愛される花のひとつらしい。いまでは、すっかり日本中に広まって、桜の花と入れ替わるように咲いてくれる白や薄紅色の花びら。近くの公園でも咲き始めている。

使命、懸命、宿命

先日、知人から戴いた本に、自分の人生を動かしていく三つのことば「使命、懸命、宿命」という頁があった。著者は柏木哲夫さん(金城学院大学元学長)。

命を使い、命を懸けて、その結果、命が宿るような人生を送る。そんな生き方ができたら、すごいな、と私もそう思う。