旧暦のある暮らし 新暦3月6日頃

 寄稿者:橋本繁美

啓蟄(けいちつ)

寒い冬を地中で過ごしていた虫たちが、そろそろお目覚めの頃。「啓」は戸をひらく、「蟄」はすごもり。暖かい春の陽気に誘われて、土の中にとじこもっていた虫たちが冬眠から目覚めることを表わした言葉です。これは虫に限らず、人間も同じで、ぽかぽか陽気になってくると、外に出るのが楽しくなるから不思議。この時分から、ひと雨ごとに暖かくなり陽射しも春めいてきます。

春雷(しゅんらい)

春の訪れを告げるのに春雷があります。古代の人々は春雷を目覚めの天の声としていたといわれます。気象的には寒冷前線によって急激な上昇気流を伴うために起こる雷だそうです。

2021年03月04日 | Posted in 旧暦のある暮らし, 寄稿記事-ことばの遊園地-橋本繁美 | | Comments Closed 

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