大暑(たいしょ) 新暦7月23日頃

 寄稿者:橋本繁美

大暑とは、一年のなかでもっとも暑い真夏の頃のこと。もうすぐ梅雨が明け、強烈な陽射しが照りつける。京都では毎年、17日の祇園祭山鉾巡行が終わる頃が、梅雨明けとなることが多い。朝から蝉の声が響き渡り、空には元気な入道雲、夕立、風鈴の音、寝苦しい熱帯夜がつづくことも。

土用(どよう)

「土用」とは、土の気が旺盛になるという意味の「土旺(どおう)」が訛ったともいわれる。現在では、立秋のまえの土用だけのようにいわれるが、本来は年に4回。それぞれ、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間をさす。
土用の入りは7月20日頃だけに、大暑はまるまる土用の時期に重なる。厳しい暑さを乗り切るために、鰻をはじめ、シジミ、卵、ニンニクなどが食べられてきた。そこで、土屋耕一先生の名作回文をひとつ「スタミナミタス」。

2021年07月15日 | Posted in 旧暦のある暮らし, 寄稿記事-ことばの遊園地-橋本繁美 | | Comments Closed 

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