京を歩く

寄稿112 円町って響きがいい / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美中京区西ノ京円町にJR円町駅は、平成12年(2000)の秋に複線化とともにできた山陰本線(最近では「嵯峨野線」の愛称で呼ばれている)の駅。目の前には大型電気チェーン店があり、丸太町通を西に行けば花園、妙心寺の方につながる。地...
枡屋儀兵衛 商品

小紋絣総絣龍郷藍【11200031】

枡屋儀兵衛 本場大島紬 【小紋絣総絣龍郷藍】のご紹介です。伝統的工芸品・絹100%です。龍郷柄龍郷柄と呼ばれる大島紬の伝統柄をモチーフにアレンジしています。奄美大島の龍郷町に由来する龍郷柄は島の動植物などから紋様化されたと言われ、この菱形の...
日本の色を愉しむ

韓紅(からくれない)/梅重(うめかさね)

寄稿者:橋本繁美韓紅(からくれない)ひときわ鮮やかな濃い赤色。紅花(べにばな)エジプトやエチオピアあたりが原産地とされているキク科の植物。はるか昔、シルクロードを渡ってアジアにもたらされた紅花の由来を 「舶来」の意味と、深紅の美しさを強調し...
京を歩く

寄稿111 「さいいん」か「さい」か / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美西院の駅といえば、阪急京都本線と京福電気鉄道嵐山本線の2路線が乗り入れている関係でふたつある。ただ、その呼び名が阪急は西院(さいいん)と、京福は西院(さい)となっており、実に紛らわしい。ここは平安時代、淳和天皇の離宮である南...
Kimono Factory nono

襦袢Tシャツ・半袖と7分袖それぞれのメリットデメリット

着物と寸法を合わせる必要がなく気軽に着用できるTシャツ襦袢。ここではKimono Factory nonoのTシャツ襦袢について7分袖と半袖、それぞれのメリットなどをご紹介します。半袖商品開発の背景「もっと簡単に着たい」という発想で、夏場の...
日本の色を愉しむ

鴇色(ときいろ)/茜色(あかねいろ)

寄稿者:橋本繁美鴇色(ときいろ)淡い紅色。江戸時代になると、身近な鳥が由来の色名に登場したといわれる。朱鷺(とき)は明治以降の乱獲や環境汚染によって絶滅の危機に瀕して、いまでは国の特別天然記念物、国際保護鳥に指定されている。かつては日本各地...
京を歩く

寄稿110 西大路七条から西院 / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美若いときに勤めていたデザイン会社が、西大路七条通と花屋町通のまんなかにあった。百貨店や大手スーパーチェーンの販促企画、広告印刷物を一手に引き受ける企業で、いまではそれらの業界は大手イオン一色となってしまったが、当時は、ニチイ...
枡屋儀兵衛 商品

華かすり562【10700562】

枡屋儀兵衛 本場大島紬 【華かすり562】のご紹介です。伝統的工芸品・絹100%です。青と黄色の総絣経糸は黒と青の細かい縞模様。そこに緯の絣を合わせることで花のような文様にしています。総絣という方法を用いていることで柄がはっきりと浮き出るよ...
日本の色を愉しむ

赤(あか)/朱赤(しゅあか)

寄稿者:橋本繁美赤(あか)赤は日本最古の色のひとつで、「明し(明るい)」が語源とされ、それがやがて暖色系の色相を表現する色名へ変化したといわれている。古代から「火」や「血」さらには「生命」の象徴であり、魔除けの色として利用されてきた。♪赤い...
京を歩く

寄稿109 西大路は吉祥天満宮から / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美西大路通は、昭和初年から10年代までに都市計画道路として完成した幹線道路で、京都市街の外郭線として昭和18年に完成。特に、市電が全通し、北大路通、東山通(東大路通)、九条通の東西南北をつなぐ大幹線となったが、昭和53年、市電...