壬生大念佛狂言・京たけのこ

寄稿者:橋本繁美

壬生大念佛狂言炮烙割に登場する炮烙

壬生大念佛狂言(壬生寺 4月29日~5月5日)

ガンデンデンと響く鉦と太鼓の音。ことばを発しないパフォーマンスとして、わが国でも珍しい狂言です。仏教パントマイムでたのしく授かる、み仏の教えとして、700年の歴史があり、京の代表的民俗芸能(国の重要無形民俗文化財)。演目は30番あり、毎日5番ずつ演じられます。毎日最初の演目に「炮烙割(ほうらくわり)」といって、願い事を書いて奉納された土器数十枚を狂言堂の舞台から次々とたたき落として、災厄を除く習わしがあります。私たち祇園祭綾傘鉾の囃子方としてお世話になっている地元の山根会長をはじめ、壬生大念佛講の人々によって受け継がれている。

京たけのこ

香り高く甘みのある京たけのこは、えぐみがなく、肉厚でやわらかいことで知られる。京都の中でも名産地として名高いのが、西山丘陵一帯あたりで獲れる朝掘の京たけのこ。「若竹煮」や「若竹汁」、「たけのこご飯」など、食卓に春を運んでくれる。

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