寄稿94 きものが映える京の地

京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-

寄稿者:橋本繁美

この夏、一澤帆布のかばんで有名な「信三郎帆布」さんと公益財団法人綾傘鉾保存会がタイアップして、綾傘鉾オリジナルかばんを作った。限定50個という超レアもの。その販売促進用にCM撮りを先日おこなった。きもの姿がよく似合う元舞妓さんに、かばんを持ってもらっての撮影。場所は、知恩院まえの柳にゆれる白川、一文橋あたりでおこなった。奥山氏と森氏のカメラマンが青空の下で頑張ってくれたおかげで、絵コンテどおりの画が撮れた。場所柄、華頂短大の松尾先生も応援に駆けつけてくれた。久しぶりに、きもの姿の女性を眺める機会を得た制作スタッフたちは、あらためて日本という国、京都の地にきものはよく似合うと再確認できた日でもあった。後日、編集ができ次第、CMはYouTube動画でも配信する予定。