男と着物 - 回想録 -

100 私と大島紬

投稿者:ウエダテツヤ回想録「男と着物」も100回となった。私の着物事情は2015年あたりから徐々に多様に変化し、数年後には既存概念を気にせず私なりのファッションという枠組みで着物を捉えられるようになり、それについて少しは触れてきたけれど回想...
日本の色を愉しむ

燻銀(いぶしぎん)/薄墨色(うすずみいろ)

寄稿者:橋本繁美燻銀(いぶしぎん)一年が終わり、そして始まる冬。古くから私たち日本人は、この季節の色を大切にしてきた。真っ白な雪を白粉にして、あっという間に静かに雪化粧。雪の白は私たちの心までリセットしてくれる、そんな気がする。銀色の仲間に...
京を歩く

寄稿108 四条の終わりは松尾大社 / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美四条通も葛野大路まで来ると、賑やかさは昔とあまり変わらない。京都ファミリーやオートバックス、ここの主役は京都外国大学かな。以前、大学案内でお世話になったところでもあり、海外向けパンフ作成のとき、提携大学の多さに驚かれたものだ...
男と着物 - 回想録 -

99 私のフォーマル着物

投稿者:ウエダテツヤ過去の投稿と重なる部分があるかもしれないけれど、改めて現時点での私のフォーマル着物について投稿してみる。第一礼装をお持ちでない方も多いと思うけれど、私は黒紋付を誂えた(44 黒紋付と白襦袢を誂えた話)。結婚式で着るためだ...
日本の色を愉しむ

雪色(せっしょく)/銀白色(ぎんはくしょく)

寄稿者:橋本繁美雪色(せっしょく)冬の色といえば、しんしんと降り積もる真っ白な雪の色。鉛色の空をバックに舞う雪の白は単純な白ではなく、紫や紅みがかったさまざまな色に見える。「雪は天からの手紙」といったのは、世界ではじめて雪の結晶を人工的に作...
京を歩く

寄稿107 一大ターミナルだった四条大宮 / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美かつて阪急京都線四条大宮駅は特急が利用できたため、大阪や神戸に出かける時、お世話になった駅だ。特急が停まらなくなってからの不便さはともかく、駅周辺をはじめ街全体の発展、活性化に大きく影響していると思う。阪急の駅としては、大宮...
男と着物 - 回想録 -

98 洋服と買い物の楽しさの先に生まれたもの

投稿者:ウエダテツヤ洋服を着るようになり、買い物が楽しくなった。長らく着物ばかりでアパレル用品を買わなかった私だけれど、考えてみれば着物の買い物というと結局業界内で催事の合間なんかに買ったり業者に赴いたりして普通のお客さんとして買い物をする...
日本の色を愉しむ

鶸色(ひわいろ)/縹色(はなだいろ)

寄稿者:橋本繁美鶸色(ひわいろ)小鳥の鶸の羽のような明るい緑がかった黄色をいう。鶸は晩秋から初冬にかけてユーラシア大陸から日本へと渡ってくる冬鳥。この鶸色の色名は室町時代から用いられ、緑みの黄色系を表わす代表的な色名になった。室町中期から江...
京を歩く

寄稿106 どこまでが四条烏丸か / 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 編集:枡儀四条烏丸といえば、オフィス街のど真ん中。南北角地にそびえる三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、それぞれ昔の建物の一部を採り入れたビルディング。向かいはCOCON KARASUMA。いろんなお店や映画館、αステーション...
男と着物 - 回想録 -

97 子供が生まれて変化した私の着物観

投稿者:ウエダテツヤ繁華街から市内の端の方へ引っ越したことで街からもらっていた刺激を失った私。環境が変わり徒歩の楽しさが激減したことは以前触れたが(94 ただ街を歩く事が案外楽しかった)その引っ越しをさらに大きく上回る環境変化が子供だった。...