旧暦のある暮らし

日本の七十二候 霜止出苗(しもやみてなえいずる)

寄稿者:橋本繁美 穀雨 次候 稲の種は、直接、田んぼに蒔かず苗代で育てる。20センチほど生長してから、田へ移して植える。その苗がいきいきと育つ時期。最近では、機械化が進み、むかしのように早乙女さんによる手植えは見られなくなったが、元気に育っ...
寄稿記事-ことばの遊園地-

寄稿74_2 「ブスの25箇条」宝塚歌劇団の伝説の教え

寄稿者:橋本繁美 「ブスの25箇条」宝塚歌劇団の伝説の教え ・笑顔がない ・お礼を言わない ・おいしいと言わない ・目が輝いていない ・精気がない ・いつも口がへの字の形をしている・自信がない・希望や信念がない ・自分がブスであることを知ら...
京の旬感

寄稿74_1 三年ぶりに祇園祭山鉾巡行

寄稿者:橋本繁美 三年ぶりに祇園祭山鉾巡行 4月20日、祇園祭山鉾連合会は、祇園祭のハイライトとなる山鉾巡行を3年ぶりに実施すると発表した。前祭(さきまつり)は7月17日には23基、後祭(後祭)24日には11基が、例年通りのコースで都大路を...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 葭始生(あしはじめてしょうず)

寄稿者:橋本繁美 穀雨 初候 葭が芽吹き始めるころ。かつて日本の水辺には、いたるところに葭が生えていたそうだ。古代、日本は「豊葦原の瑞穂の国」(豊かに葭の生い茂った、瑞々しい稲穂が実っている国)と呼ばれていたほど。葭の葉や茎は長くて丈夫なと...
男と着物 - 回想録 -

67 着物関連イベントに参加していた

投稿者:ウエダテツヤ 「ユーザーなのか、業者なのかというと、やっぱり業者なのだと思う。」臨機応変が苦手な私はそんな風に考えていたので着物のイベントに参加する時にどういうスタンスでいればいいのかわからず、気持ち的に何となくモジモジしてしまうこ...
京の旬感

寄稿73 花水木・使命、懸命、宿命

寄稿者:橋本繁美 花水木(はなみずき) ♪君と好きな人が百年続きますように…。青窈さんの歌でも有名な花水木は、1912年に東京市がワシントンDCに桜を寄贈したお返しに贈られたという歴史をもつそうだ。日本人が桜を愛するように、アメリカでは花水...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 虹始見(にじはじめてあらわる)

寄稿者:橋本繁美 清明 末候 虹が出始めるころ。虹は大気中の水滴がプリズムの役割をしてできるもの。それだけに、雨が多く雨粒も大きい夏は色鮮やかに見える。雨量が少ない春の虹は、まだ淡く、すぐに消えてしまう感じ。赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、これ...
男と着物 - 回想録 -

66 毎日着るようになって感じた変化

投稿者:ウエダテツヤ 55で着物をファッションとして考えられるようになったと投稿したけれど、毎日着物を着るようになると、当然ながら自社商品についても色々考えるようになる。例えばシンプルに大島紬は凄いなと思っていたのが、購入対象になった途端に...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 鴻雁北(こうがんかえる)

寄稿者:橋本繁美 清明 次候 「鴻雁」は大きな雁をさし、燕とは対照的に、春になれば北へと帰っていく渡り鳥。冬鳥の雁は秋に日本にやって来て、あたたかくなると北へ帰っていく。以前にも紹介したが、雁は木切れをくわえて渡って来るといわれ、それは途中...
京の旬感

寄稿72 京の筍

寄稿者:橋本繁美 京の筍 春になると、京の人が待ちわびるものに筍がある。むかしから京都は竹林が多く、その土壌にも恵まれている。なかでも西山あたりは特産の筍が有名だ。朝堀のみずみずしい筍の鮮度、一年をかけて竹藪の手入れから、土の世話に愛情と手...