京を歩く

寄稿139 東西の本願寺をつなぐ六条通/ 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 編集:枡儀 一条 戻橋(もどりばし) 二条 生薬屋(きぐすりや) 三条 みやす針(みやすはり) 四条 芝居(しばい) 五条 橋弁慶(はしべんけい) 六条 本願寺(ほんがんじ) こんな京の数え唄があるように、六条通は東西の本...
男と着物 - 回想録 -

続編103 着物の楽しさが蘇った瞬間。

投稿者:ウエダテツヤ 着物倦怠期から復活したお話。 2011年以降、意地を原動力に毎日着物を着ていた期間を経て、2017年以降徐々に着物倦怠暗黒期に突入した私(97 子供が生まれて変化した私の着物観)はその反動でファッションが楽しくなり、買...
日本の色を愉しむ

蒲色(かばいろ)/竜胆色(りんどういろ)

寄稿者:橋本繁美 蒲色(かばいろ) かなり濃い黄赤色。水草の蒲(がま)の穂からきた色名。その円柱状の花穂(かすい)、稲穂のように長い花軸に花が群がってつく花序にみられる黄赤色が語源とされる。よく樺色と混同されるが、樺桜の樹皮に見られる茶系統...
京を歩く

寄稿138 五条通は市内最大の東西路線/ 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 編集:枡儀 道幅が50メートルもある五条通。五条坂に始まり、西は西京極球場、京都市スポーツセンターを過ぎた桂川西大橋まで。毎年1月に開催される全国女子駅伝でテレビ中継されるのでおなじみかもしれない。この五条通は国道9号線と...
男と着物 - 回想録 -

続編102 息子の卒園・入学式

投稿者:ウエダテツヤ 先日すでに初の通知表を持って帰ってきて、3か月以上経ってしまっていますが、息子の卒園と入学式に何を着たか、というお話。 本来フォーマルなので選択肢がないのだけれど、たまにはアレンジしたくなる私。決めてしまえば簡単なのだ...
日本の色を愉しむ

木賊色(とくさいろ)/水浅葱(みずあさぎ)

寄稿者:橋本繁美 木賊色(とくさいろ) 多年生常緑のシダ類の一種、木賊のような落ち着いた緑色。観葉植物としても栽培される木賊だが、その茎が珪酸を含んで固く、ざらざらしているために、紙やすりのように板などを磨くのに使われていた。その用途から「...
京を歩く

寄稿137 平安京の樋口小路にあたる万寿寺通/ 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 松原通と五条通の間を東西に走る細い道が万寿寺通。東は寺町通と河原町通が合流するところから、西は佐井西通まで。車は東行きの一方通行のため、個人的には渋滞時の抜け道として使っている。西洞院通から烏丸に向いて歩いてみると、寺院関...
枡屋儀兵衛 商品

華かすり551【10700551】

枡屋儀兵衛 本場大島紬 【華かすり551】のご紹介です。伝統的工芸品・絹100%です。 クリームの地色に階段状の絣 絣を少しずつずらして階段状にも見える柄にしています。柄を成す緯(よこ)の絣は1種類だけで出来ていて織工が柄をずらして織り上げ...
日本の色を愉しむ

鳥の子色(とりのこいろ)/玉蜀黍色(とうもろこしいろ)

寄稿者:橋本繁美 鳥の子色(とりのこいろ) 鳥の卵の殻のような、赤みがかった淡い黄色のこと。鎌倉時代からみられる伝統色で、色名の「鳥の子」とは、鶏の雛ではなく、卵をさし、その殻の色に由来する。また、上質な和紙の原料である雁皮を漉いた厚手の紙...
京を歩く

寄稿136 もともとは五条大橋だった松原通/ 京を歩く

寄稿者:橋本繁美 編集:枡儀 現在の松原通は、その昔は五条通だった。五条通から松原通に変わったのは、豊臣秀吉が東山大仏殿を造営したとき、六条坊門小路(現五条通)の鴨川に橋がなかったため、天正18年(1590)五条大橋を六条坊門に移してしまっ...