男と着物 - 回想録 - 94 ただ街を歩く事が案外楽しかった 投稿者:ウエダテツヤ引っ越しは想像以上に着物と私の関係に影響を及ぼした。2015年。それまで住んでいた会社の徒歩圏内のマンションから、少し離れた一軒家へ引っ越した。会社の徒歩圏内というと、京都の中心地。観光客も含めて人の多い場所だった。自転... 2022.11.08 男と着物 - 回想録 -
日本の色を愉しむ 紅葉色(もみじいろ)/朽葉色(くちばいろ) 寄稿者:橋本繁美紅葉色(紅葉色)秋を象徴する紅葉した楓の色。紅葉(もみじ)という言葉は秋に草木の葉が色づくことを意味し、特定の樹木を指さないが、みごとに紅葉する楓が多かったため平安時代になると紅葉と表わすようになったといわれる。『万葉集』で... 2022.11.03 寄稿記事-ことばの遊園地-日本の色を愉しむ
京を歩く 寄稿101 夜の四条通をゆっくりと / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美花見小路といえば、やはり夜の歓楽街のイメージ。個人的には、四条通の南側はお茶屋さん、北側はスナックやバー、ナイトクラブといった感じ。若い頃はネオンに誘われて、あちらこちらと顔を出し、ほろ酔い気分で歩いたものだ。仲間たちと知り... 2022.11.03 京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 93 角帯ベルト Arizona 投稿者:ウエダテツヤ角帯型のベルトを作ったのは2016年なので考えたのは2015年ごろ。そもそもは帯を簡単にする気は無かった。兵児帯はクルクル巻いて蝶々結びでOKなのでハードルは低いし、たとえ角帯でも難しいものではないと思っていたからだ。も... 2022.11.01 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 楓蔦黄(もみじつたきばむ) 寄稿者:橋本繁美霜降 末候紅葉が深まるころ。「もみじ」は「揉み出(もみず)」が変化した言葉。草木の色が揉み出されるという意味で、昔は黄色に色づくものを「もみじ」といっていた。それが次第に、とりわけ美しく紅葉する楓をさすようになったというわけ... 2022.10.31 寄稿記事-ことばの遊園地-旧暦のある暮らし
京を歩く 寄稿100 四条通をまっすぐ / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美京の中心地のストリートといえば、やはり四条通。東大路通の祇園八坂神社の朱塗り楼門から始まる。そうあの石段下から、ほぼまっすぐに西へ進み、梅津中村町(右京区)の長福寺の西で終わる。とにかく長い。そこから桂川を渡たる松尾橋があり... 2022.10.27 京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 霎時施(こさめときどきふる) 寄稿者:橋本繁美霜降 次候小雨が時々降るころ。「霎」を「こさめ」と読ませているが、江戸時代の宝暦歴(ほうりゃくれき)などでは「しぐれ」となっている。時雨は主に秋から冬にかけて、降ったりやんだりする小雨のこと。昔から風情のある雨として好まれて... 2022.10.26 寄稿記事-ことばの遊園地-旧暦のある暮らし
男と着物 - 回想録 - 92 新しい業界、素材を探した話 投稿者:ウエダテツヤ前述でGritterのデザインのことに触れたけれど、そもそも生地の製造元は着物用として生地生産は行っていない。今回はそこに辿り着くまでの話。オリジナルの綿着物を考えようと思ったのは綿着物を意識し始めてしばらく経った頃だっ... 2022.10.25 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 霜始降(しもはじめてふる) 寄稿者:橋本繁美霜降 初候そろそろ霜が降り始めるころ。地方によって初霜の時期が異なるため、歳時記では「初霜」は冬の季語になっている。いずれにせよ、一夜のうちに、農作物に大きな被害をもたらす霜。できれば被害もなく、「霜の花」といわれる美しさを... 2022.10.21 寄稿記事-ことばの遊園地-旧暦のある暮らし
京を歩く 寄稿99 さらに北へ河原町通 / 京を歩く 寄稿者:橋本繁美河原町三条には、かつて京都ロイヤルホテルがあった。結婚式を挙げたところだけに思い出は多い。かつて祇園祭の巡行時、綾傘鉾は棒振り囃子を奉納していた。いまは新しく生まれ変わる建築のためか姿を消している。御池通まで来ると、ゼスト御... 2022.10.20 京を歩く寄稿記事-ことばの遊園地-