男と着物 - 回想録 - 57 夏の着物をはじめる その1 投稿者:ウエダテツヤ 2011年春。毎日着物を着るようにしてすぐに思った。「夏、何を着るんや私」。 それまで夏というと持っていたのは浴衣ぐらい。夏の展示会などは作務衣を着て着物は着ていなかった。けれど毎日仕事で着るとなると浴衣では相応しくな... 2022.02.01 男と着物 - 回想録 -
寄稿記事-ことばの遊園地- 寄稿62 春一番 寄稿者:橋本繁美 ♪もうすぐ春ですね 恋をしてみませんか…でおなじみのキャンディーズの「春一番」、(作詞・作曲・編曲:穂口雄右)。春の訪れを告げる春一番は心が弾む。ところで、春一番とは、立春を過ぎて最初に吹く南寄りの強い風。寒い冬が去り、暖... 2022.01.28 寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 雞始乳(にわとりはじめてとやにつく) 寄稿者:橋本繁美 大寒 末候 鶏が卵を産み始めるころ。鶏が卵を産むために、鳥屋(とや)にこもるという意味の「雞始乳」。かつて、庭に放し飼いにしたので「庭つ(の)鳥」、これが鶏の語源とか。それだけに昔から、日本人との暮らしと結びついてきた鶏。... 2022.01.28 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 56 直付けの羽織紐を知った話 投稿者:ウエダテツヤ 羽織紐の直付け。それを知ったのは毎日着物を着るように決めてしばらくたった頃だったと思う。腑に落ちる事を探していた時期 (40「腑に落ちる」探し) だった。 そもそも私にとって羽織紐は「付けておかねばならない物」ぐらいの... 2022.01.25 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 水沢腹堅(さわみずこおりつめる) 寄稿者:橋本繁美 大寒 次候 沢とは浅く水がたまり、草の生えている湿地のこと。その沢に氷が厚く張りつめるころ。冷え込みがことさら厳しいとき、一面に氷がかたく凍りついている様子を「氷の楔(くさび)」というらしい。氷紋、氷の花、氷の鏡。「春たて... 2022.01.24 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
京の旬感 寄稿61 ベストを探せ・南天 寄稿者:橋本繁美 ベストを探せ 毎朝、起きるのがつらいこの寒さ。暦の上では大寒、寒さのピークに達しようとしている。といっても京都の寒さはこれからの2月がいちばん厳しい。ところで、チョッキ(古~)をご存知だろうか。現在では、チョッキといわずベ... 2022.01.21 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-
男と着物 - 回想録 - 55 着物が好きかと聞かれて 投稿者:ウエダテツヤ 改めて着物が好きかという質問に向き合ってみると、いつの時代も私はそれが曖昧で、好き嫌いとは少し異なるものを通して着物と関係してきた。例えば(40「腑に落ちる」探し)の時には「好きというより楽しめていた」と記しているが、... 2022.01.18 男と着物 - 回想録 -
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 欵冬華(ふきのはなさく) 寄稿者:橋本繁美 大寒 初候 「欵冬(かんとう)」とは、冬の氷をたたきやぶるの意。冬に氷を破って生えるところから蕗(ふき)の異名となったといわれる。最も寒さが厳しい時期に、蕗の薹(とう)が雪の間から顔をのぞかせると、春が近いことを教えてくれ... 2022.01.17 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし 日本の七十二候 雉始雊(きじはじめてなく) 寄稿者:橋本繁美 小寒 末候 雉がはじめて鳴くころ。といっても、日本で雉が盛んに鳴きはじめるのは3、4月ごろ。古くから狩猟の対象とされてきた雉。「雉も鳴かずば撃たれまい」といわれるように、大きな声で「ケーン、ケーン」鳴く。また雄は求愛すると... 2022.01.14 旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
京の旬感 寄稿60 東寺五重塔・大雪のためフライトできず 寄稿者:橋本繁美 東寺五重塔 京都のシンボルといえる東寺の五重塔。平安京を偲ばせる堂塔でもあり、その高さは約55メートル。京の木造建築物ではいちばん高いといわれる。北大路通辺りと洛南を比べると55メートルも高く、洛北の人たちは東寺の五重塔の... 2022.01.14 京の旬感寄稿記事-ことばの遊園地-