男と着物 - 回想録 -

54 七五三の着物(私と黒紋付)

投稿者:ウエダテツヤ七五三は家庭ごとの事なので何を着るべきかは各家庭ごとに考えれば、それが正解な気がする。留袖を着ようが、色無地を着ようが、紬を着ようが誰に迷惑をかけるものでもないし、そもそも七五三をどのように捉えるかで違ってくるのだろうか...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 水泉動(しみずあたたかをふくむ)

寄稿者:橋本繁美小寒 次候「水泉」とは、地中から湧き出る泉のこと。地中では凍った泉で水が動きはじめ、かすかにあたたかさを含んでいるころ…人々はそう思いながらこの時期を過ごしたのかも。(新暦では、1月10日~1月14日ごろ)
京の旬感

寄稿59 元気快晴の祈願・道を楽しむ

寄稿者:橋本繁美元気快晴の祈願年が明けた。初詣で各神社は昨年よりは多くの参拝者で賑わっていた。私は元旦の早朝に伏見稲荷大社に詣り、商売繁盛と家内安全を祈願した。京都ではありがたいことに正月三が日は晴天に恵まれた。とはいえ、一年で最も寒いこの...
男と着物 - 回想録 -

53 七五三の着物(息子)

投稿者:ウエダテツヤ急に最近の話になるけれど忘れないうちに投稿しておく。先日息子の七五三詣に行った。七五三というと最近は写真館などでレンタル出来てそのまま出掛けられる便利なサービスがある。息子の友達やご近所さんからもそういうサービスを使った...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 芹乃栄(せりすなわちさかう)

寄稿者:橋本繁美小寒 初候寒さの中で芹がさかんに生えるころ。芹の語源は、競り競うように生えるからだといわれている。根が白いので、白根草とも呼ばれ、春の七草でも筆頭に数えられる。小寒を迎え、この日から節分までの30日間が「寒の内」。(新暦では...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)

寄稿者:橋本繁美冬至 末候新年を迎え、降り積もる雪の下で、麦が芽を出すころ。麦は別名「年越草」。秋に発芽して、冬を越し、次の年になって実を結ぶ越年草。その代表が麦といわれる。麦は踏まれて強く育つといわれる。(新暦では、1月1日~1月4日ごろ...
寄稿記事-ことばの遊園地-

寄稿58 年賀状・初暦・七草

寄稿者:橋本繁美年賀状(ねんがじょう)師走の暦を見るたびに、年賀状の準備をはじめなければと思うのだが、毎年のことながら出遅れてしまう。正月に届けたいのなら、12月25日までに投函せよと郵便局はいうが、そうは簡単にはいかないものだ。年賀状は、...
男と着物 - 回想録 -

52 綿やポリはあるけれど、意外とよく着る絹の着物

投稿者:ウエダテツヤ日常に着物を着るようになり、綿の着物をはじめ様々な着物を知った。それらがきっかけとなり自社規格品も製作するようになった。ただ、私の着物ライフを振り返ってみると海外旅行も例外ではなく、案外絹の着物もよく着ている。それは絹の...
旧暦のある暮らし

日本の七十二候 麋角解(さわしかのつのおつる)

寄稿者:橋本繁美冬至 次候麋は大鹿のことで、その角が抜け落ちて生えかわることを「麋角(びかく)」という。中国では強壮剤をつくるときにも使われていたとか。一般に日本鹿の角が落ちるのは春。角は毎年生えかわり、一年で立派な角になるそうだ。角を落と...
寄稿記事-ことばの遊園地-

寄稿57 忘年会・除夜の鐘・年越しそば

寄稿者:橋本繁美忘年会(ぼうねんかい)本来なら、この時期は忘年会のシーズンであるが、コロナ禍によって静かな感じだ。『日本歳時記』(貞亨五)によると「12月下旬の内、年忘れて、父母兄弟親戚を饗することあり。これ、一とせの間、事なく過ぎしことを...