奄美探訪記と大島紬寄稿48 奄美の島唄・中村瑞希 寄稿者:橋本繁美奄美に来るまで、島唄を直接、聴く機会はなかった。最初、宴席で盛り上がると、三線を引きながら島唄が出て、その唄によってまわりは踊りだすという光景を目にしたとき、奄美には独自の素晴らしい島唄があることを知った。その島唄の歌い方も...2021.10.21奄美探訪記と大島紬寄稿記事-ことばの遊園地-
寄稿記事-ことばの遊園地-寄稿48_s 「旦那(だんな)」 寄稿者:橋本繁美先日、名人、六代目三遊亭圓生の古典落語『百年目』を聴いていて、「だんな」のいわれがあったのでぜひとも紹介したい。南天竺に栴檀(せんだん)という大きな木がある。その下に南縁草という汚い草が生えていた。みっともないというので、そ...2021.10.21寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし二十四節気 霜降(そうこう) 新暦10月24日頃 寄稿者:橋本繁美日々、深まっていく秋、朝霜が見られる頃。朝晩の冷え込みが厳しくなり、かすかな冬の到来を予感させる。さらに日が短くなっていくように感じるのは私だけではないはず。初霜の知らせが聞かれるのも大体この頃で、山々は紅葉に染まる。あざ...2021.10.21旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
奄美探訪記と大島紬寄稿47 奄美の島唄・元ちとせ 寄稿者:橋本繁美「その声は、百年にひとり。」というキャッチフレーズとともに鳴り物入りで登場した元(はじめ)ちとせさん。彼女が『ワダツミの木』でメジャーデビューして間もない頃。奄美大島瀬戸内町出身の彼女は、島唄で育ったといわれるだけに、地元で...2021.10.14奄美探訪記と大島紬寄稿記事-ことばの遊園地-
寄稿記事-ことばの遊園地-寄稿46 晩秋小夜曲(ばんしゅうセレナーデ) 寄稿者:橋本繁美♪さみしさのつれづれに 手紙をしたためています あなたに…(『心もよう』井上陽水)。「晩秋」と聞けば、寂しさをそそることば。それにしても、すっかり日が暮れるのがはやくなった今日この頃。ふとした瞬間に、せつない気持ちになったり...2021.10.14寄稿記事-ことばの遊園地-
奄美探訪記と大島紬寄稿45 奄美の島唄 寄稿者:橋本繁美奄美大島ではじめて「島唄」を生で聴いたとき、躰の芯から震えるものを感じた。歓迎会の酒席の場で、初めて見る三線(さんしん)と呼ばれる楽器を手に、グイン(地声から裏声と変わる瞬間的なこぶしの一種)とよばれる独特の歌唱法が心を掴む...2021.10.07奄美探訪記と大島紬寄稿記事-ことばの遊園地-
旧暦のある暮らし二十四節気 寒露(かんろ) 新暦10月9日頃 寄稿者:橋本繁美寒露とは、晩夏から初秋にかけて草木に冷たい露が降りること。秋の長雨が終わり、空気が澄み切って清々しい秋の空が続く。この頃になると、朝晩だけでなく、昼間でもひやっとした空気が感じられるようになるが、現代の感覚では、暑くもなく...2021.10.07旧暦のある暮らし寄稿記事-ことばの遊園地-
寄稿記事-ことばの遊園地-寄稿45_s 秋は夕暮れ・萩(はぎ) 寄稿者:橋本繁美秋は夕暮れ清少納言は枕草子の冒頭で「秋は夕暮れ―――日入りはてて、風の音、虫の音、はたいふべきにあらず」と喝破しているように、秋は台風の風の音と、虫の音楽で始まり、極まるといわれる。秋の夜、虫の音といえば、鈴虫(すずむし)や...2021.09.30寄稿記事-ことばの遊園地-
奄美探訪記と大島紬寄稿44 奄美のお盆風景。 寄稿者:橋本繁美最初に奄美大島を訪ねた頃は、つくづく日本が残っていると感じたことが多かった。もちろん今もしっかり残されていると思うが、会う人、会う人が優しくて親切な方ばかりだった。もちろん、上田さんの紹介というか、関係する人だから、いい人ば...2021.09.24奄美探訪記と大島紬寄稿記事-ことばの遊園地-
寄稿記事-ことばの遊園地-寄稿44_s 秋の雨・彼岸花 寄稿者:橋本繁美秋の雨♪September rain rain 九月の雨は冷たくて…(9月の雨・太田裕美)。♪バスが止まって外は雨が降っている…(雨の日の情景・吉田拓郎)。今月に入って雨が続いている。日本列島に接近する台風の影響もあるが、傘...2021.09.24寄稿記事-ことばの遊園地-